自然観察指導員の派遣

1.自然観察指導員の派遣

自然観察の指導者(自然観察指導員)を育成し、小中学校の総合学習や林間学校、
公民館の生涯学習行事、教職員の研修会などに講師として派遣しています。
野外の指導だけでなく、室内でスライド映写機を使った講話・講演等も行っています。
現在、自然観察指導員は全国に約1万人、県内には約百名ほどいます。

2.観察会の実施状況

福島県自然保護協会主催の自然観察会を月に2回ぐらいの割合で開いています。
県内各地で開催し、事前に新聞等で行事をお知らせしています。

3.観察会で伝えたいこと

自然のしくみを知らないと自然を守っていくことはできない。

4.指導方針

@ 観察会の主役は参加者。参加者が自ら疑問を見つけ、自ら考え、気付きや発見を
   するように導きます。指導者が一方的に教えるようなことはしません。

A 効果的な問い掛けやそそのかしをして、参加者の興味を引き出します。

B 手掛かりやヒントを与えて、参加者の気付きや発見を助けてあげます。

C 命のつながりや人と自然の関わり、自然破壊のしくみに目を向けます。

D 気付きに対して上手にほめてあげます。喜びや感動をみんなで分かち合います。

5.自然観察時の注意点

@ 採らないで見る。生き物は生きている姿こそ観察する価値がある。

A じっくり観察する。単に眺めるだけでは自然は何も教えてくれない。

B 自然を大きく見る。

6.指導員の派遣依頼方法

まず電話で問い合わせてから申し込みます。 自然観察の場合、一人の指導員が案内できる人数は15名が限度です。
原則として出張費程度(指導員一名に付き5千円位)の負担をお願いしています。
ただし、指導時間・指導員の力量・指導する内容等に応じて支払額(無料奉仕〜1万5千円
まで)を決めるのが望ましいです。

問い合わせ先: п@090-9422-9357 横田清美(指導員派遣担当)

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