創価高校の出前授業(2007年7月24日)

東京都にある創価高校が福島県を訪れ、裏磐梯のペンション「星の雫」に宿泊した際に実施しました。
生徒たちに、磐梯山という火山を中心に、火山と人間の関係を理解してもらうことに力点を置きました。
一方的な講義では飽きてしまうので、泥流の流れる実験をしたり、
磐梯山地方の民話「足長手長」を朗読してもらったりと、受身の授業とならないよう工夫しました。

「磐梯火山と人間」

1.火山のしくみ
2.磐梯火山の噴火史
3.噴火による被害
4.1888(明治21)年の噴火後の自然形成
5.火山の恵み
6.火山との共生

磐梯山噴火記念館の学習ノートの答え合わせ火山のできる所
世界の火山「足長 手長」を朗読する生徒たち
泥流の実験泥流の実験の解説

生徒たちの感想

福島の地で実際に起った火山活動や被害、その大きさを知り、火山の存在をはっきりと
感じることができました。「火山大国」と呼ばれながら、その火山に対して何もわからかった
自分でしたが、今回のことで少しだけ知ることができたと思います。

山の恐ろしさや美しさ、そして噴火という活動は恐ろしいだけでなく、私たち人間に
恵みを与えてくれることを改めて感じました。

火山は怖いものとばかり思っていましたが、その火山によって、この素晴らしい自然が
作り出されるということを知り、火山は日本にとって、本当に大切なものだなと思いました。
でも、噴火によってたくさんの人々が亡くなるのは、本当に悲しいことだと思うので、技術が
発達して、火山活動の様子が、すぐにわかるようになるように、科学者の人たちにがんばって
ほしいなと思いました。


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磐梯山の出前授業